日本語音声ガイドとは、視覚から情報を得ることが困難な方に対して、場面や情景を解説するナレーションのことです。
ものがたりグループ☆ポランの会で「生の音声ガイド付き上演」と記している公演は、
このナレーションが、生で、ラジオから流れてくる仕組みになっています。
開演10分前から、ラジオチェック、作品の解説、舞台セットや衣裳の説明、役者やスタッフ、見どころなどを紹介しています。
本編では、声だけではわからない役者の表情、セットや照明の変化をリアルタイムでお届けしています。
写真 FMラジオ
ご予約いただいたラジオを受付でお渡しします。
FMラジオを88.5MHzに合わせてお持ちいただくと、
どなたでも音声ガイドをお聞きいただけます。
ものがたりグループ☆ポランの会では童話1冊、全文を語るため、
物語の内容は理解していただけると思いますが、
語りが描写しているモノと、実際に舞台上に見えているモノが違う
「抽象舞台」を創ることもあります。
音声ガイドが付くことで、晴眼者も視覚障害者も同じように作品のイメージを膨らませて楽しんでいただきたいと思っています。

「銀河鉄道の夜」 舞台ミニツアーの様子

抽象的な舞台セット・・・セットの球に乗っていただきました

「開演前ガイドより抜粋」
舞台上には、中央からやや右寄りのスペースに、錆びた鉄骨を思わせる大掛かりなセットが置かれています。セットの中心はステージのような台で、高さが40センチ、1辺が160センチほどの正方形です。
その台の下から、長さの違う7本のレールがまっすぐ外側へと伸び、

それぞれのレールの先には椅子のようなものがのっています。

このオブジェは7つとも全て取り外しができ、

代わりに50センチの白い球がのることもあります。

実はこのセット、劇中に役者がレールの端の部分を横に押すことで台を中心に全体がぐるぐる回転するのです。

写真 ボディ上半新だけのマネキンが着た衣裳の胸元にタッチする女性
衣裳・・・衣裳さんの説明を聞きながら、素材や形に触れていただきました。
こちらは鳥を捕る人の衣裳です。

「開演前ガイドより抜粋」
羽根で飾られたベストの下はスパンコールのブラジャーのみ。
なんだかすみません。

ワンポイント

左から、鳥捕り・ジョバンニ・カムパネルラ
舞台写真
原本の通りに語ると、語り手は鳥捕りについて「茶いろの少しぼろぼろの外套を着て、白い布で包んだ荷物を、二つに分けて肩にかけた、赤髭の背中のかがんだ人でした」と描写します。舞台上の鳥捕りとは違っているため、このズレを音声ガイドで補足。
赤と黒のロングヘアーにシルクハット。スキニーパンツを履き背中がパックリ開いた黒い羽根のベストを纏っている。

音声ガイド 原 ミユキ / 監修 河野 雅昭

音声ガイドができるまで

 

1年前
構成の段階から演出プランに沿ってシミュレーションをくり返し、ガイドを入れる場所を4ヶ月間話し合いました。


半年前
第1稿・仮原稿を提出し、演出と音声ガイドの摺り合わせ、ガイドナレーションの音の響きが

本編の芝居の邪魔にならないか、本編とガイドのバランスを話し合いました。

2ヶ月前
第1稿から何度も何度も 推敲を重ね、最終稿を監修に提出。

1ヶ月前
モニター検討会
中野区視覚障害者福祉協会にご協力いただき、本番と同じ舞台セットを使って観ていただきました。
検討会後、原稿を修正して監修に提出。監修原稿をナレーターに提出。

前日
ゲネプロで照明と天幕を確認して、ナレーターと監修が最終打合せ。
ナレーターが最終原稿を書き上げました。

音声ガイド付き「銀河鉄道の夜」は、演出の意図、ポランの会として伝えたいこと、役者の指先の動きまで
伝え残しのないよう何度も何度も推敲して創り上げたパッケージ作品です。
ディスクライバー・ナレーター・監修のプロフェッショナルが力を合わせて創り上げた自信作です。
これからも、たくさんの方に、この「銀河鉄道の夜」を観ていただきたいと思っています。

出演者・関係者5名が日本映像翻訳アカデミー バリアフリー視聴用音声ガイド養成講座を受講
日本映像翻訳アカデミーのサイトで紹介していただいています。
・修了生が舞台を音声ガイド付きで上演 宮澤賢治とヘヴィ・メタルが融合

音声ガイド付き舞台が大盛況 視覚障害者からも称賛の声

jvta修了生が取り組む 舞台公演のバリアフリー化


お客様の声


中野区  女性
音声ガイドは、モニターのときよりもシンプルになっており、

適切な場所でちゃんと説明が聞こえるようになっていました。
お話の中身は朗読本来の部分をいかしてあり、あくまで音声ガイドはサポートって感じ。
今回は、役者さんたちの声のバランスも整っていたので、お芝居も気持ちよく聴くことができました。

とくに、ナレーターが読み上げているときにも、少年たちがたえず微笑みあっていたり、動いている様子が伝わってきたりして、モニターのときよりも舞台の楽しげな様子がよく伝わってきました。
ただ、一番前に座らせていただいたせいか、大事な音声ガイドが音楽につぶされてしまいそうになり、耳をふさぐようなかたちで、音声ガイドに集中しなければならない箇所がいくつかあり、これはラジオのボリュームの問題でもあるので、
少し残念だった人もいるかもしれないなと思ったところがありました。
それ以外はほんとにすてきに仕上がっていました。

中野区  女性
劇が始まる前の舞台ツアーにも参加できて、舞台衣装やバランスボールなどの小道具も触ったり、

一緒にぐるぐる回転したりして、一足先に、童話の世界を体験できたのは、とても楽しかったです。
そして、ポランの会の皆さんの元気いっぱいの演技やヘビメタの音楽も、なんだか、今の時代にマッチした感じで、
面白かったですよ。
一緒に観劇したKさんも、とっても楽しそうにしてましたよ。
次回も楽しみにしてまぁぁす。また、舞台ツアーに参加したいでぇぇっす。

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まあ、あたしいつか見たいわ。
魚の口の形の星だなんてまあどんなに立派でせう。
それは立派ですよ。僕YouTubeで見ましたがね。

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へん。誰か何か云ってるぜ。
赤いお方だろうか。鼠色のお方だろうか。
一つフォローをお見舞しますかな。