チラシ

宮澤賢治の童話 2013


なかの芸能小劇場
  • 蜘蛛となめくぢと狸
  •  
  • 注文の多い料理店
  • よだかの星
  • 祭の晩
  • とっこべとら子
  • 猫の事務所
  •  

     

  • ひのきとひなげし
  • チラシ
  • 武政 直也
  • 柴田 美沙・高岡 千紘・中島 まゆ
  • みうら たかし
  • 深田 愛衣
  • 原 ミユキ
  • 船木 まひと
  • 小川 智代
  • 石神 哲朗・武政 直也・戸室 和亮
  • 森下人・山本 将弘
  • 彩木 香里
  • 蜘蛛となめくぢと狸  武政直也・柴田美沙・高岡千紘・中島まゆ

     

    資本主義者の蜘蛛は、網をかけ獲物を捕ってどんどん蜘蛛の巣を大きくしていく。

    結婚し、たくさんの子供が生まれ、誰もが羨まむ存在にまで昇りつめる。
    セレブ気取りのなめくぢは、やって来たかたつむりや蛙をもてなし、「相撲をとりましょう」と誘う。

    何度も何度も投げ飛ばす。弱って動けなくなっても笑ってまた投げ飛ばす。そして動かなくなった獲物をペロリと食べる。
    インチキ宗教家の狸は「なまねこ、なまねこ。」と念仏を唱え、山猫大明神さまのおぼし召しだと洗脳する。

    兎や狼はすっかり騙されて狸に食べられてしまう。
    結果、三人とも死んでしまう。

    「なるほどそうしてみると三人とも地獄行きのマラソン競争をしていたのです。」という語りで終わる。

    注文の多い料理店 みうらたかし

     

    二人の青年紳士が猟に出て路を迷ひ「注文の多い料理店」に入りその途方もない経営者から却つて注文されてゐたはなし。

    糧に乏しい村のこどもらが都会文明と放恣な階級とに対する止むに止まれない反感です。

                               「注文の多い料理店 広告文 より」

     

    立派な西洋料理店「山猫軒」に入った二人の若い紳士。部屋の扉には、紳士たちのプライドをくすぐる数々の言葉が!

    最後には、食べる立場の人間が、食べられる立場へと逆転する。

    よだかの星  深田愛衣

     

    よだかは、毎晩大きく口をひらいて、はねをまっすぐに張って空を飛ぶ。
    名前を変えなければつかみ殺すと鷹に言われ、殺されるくらいなら死んだほうがましだと答えるよだか。

    自分の口に飛び込んできたかぶとむしを呑みこんだ瞬間「かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。」

    と思い苦しくなる。もう虫を食べないで餓えて死のうと決心したよだかは空を飛ぶ。

     

    「どうか私をあなたのところへ連れてってください」と願い星めぐりをするよだかの願いは叶わない。
    そして、どこまでもどこまでも高く高くのぼって行くよだかは自分の体が燐のように青い美しい光になって燃えているのを見る。
    儚い願い、強い想いを持って飛べ!よだか!

    祭の晩  原ミユキ

     

    秋の祭の晩、亮二と山男は出会う。

    見世物小屋から出た亮二は、みんなが走っていった後を追い掛茶屋へと向かう。そこでは、お金を持たずに店の団子を食べてしまった山男が村人に責められている。亮二はだまって山男の足にお金を置く。山男はそのお礼に薪と栗のお返しをする。
    そして亮二は、着物と団子と、そして山男が驚く何かをそのお返しにと考える。

    亮二と山男の心の交流。二つの『祭』のものがたり。

    とっこべとら子  船木まひと

     

    「とっこべとら子」という狐に、人間がだまされる2つの話。

    第一話

    ある晩、欲の深い金貸しの六平じいさんが酔っぱらって帰宅する途中立派な侍に会う。

    侍は、もし自分に万が一のことがあったらそのお金はそのまま「そちに遣わす」という言葉を残し、千両箱をじいさんに渡す。

    じいさんは千両箱を担ぎ、よろよろしながら帰宅すると、その中身は砂利だったというお話。
    第二話
    小吉という意地悪な百姓は、村会議員になった平右衛門宅での宴席が気に入らないと一人宴席を後にする。

    帰る途中、疫病除けの「源の大将」の張り紙が自分をにらんでいると思った小吉は、それを路のまん中に立てて帰る。

    酒宴に集まった人たちが帰る途中「源の大将」が「とっこべとら子」だと思って大騒ぎになるお話。

    猫の事務所  ……ある小さな官衙に関する幻想……

    小川智代・武政直也・戸室和亮・森下人・山本将弘・石神哲朗・高岡千紘・船木まひと


    猫の歴史と地理をしらべる「猫の第六事務所」では、少しもうろくした黒猫の事務長、書記の白猫、虎猫、三毛猫、

    そして、窯猫が働いている。 かま猫は三人の書記にいじめられながらも、黒猫や、かま猫仲間の応援を支えに仕事に励み続ける。

    かま猫が風邪をひいて事務所を休んだ日、三人の書記の讒言によって、かま猫は完全に孤立してしまう。

    「お前たちは何をしているか。そんなことで地理も歴史も要ったはなしでない。やめてしまえ。えい。解散を命ずる」

    という獅子の一声で、この事務所は廃止になる。

    ひのきとひなげし 彩木香里

     

    セントジョバンニ様のお庭に咲くひなげしたちは、スターなりたいと願いぐらぐら揺れている。
    ある時、悪魔がひなげしの実を狙ってやって来る。
    悪魔の弟子が化けた美しい娘を見せ、ニューヨーク、美容術という言葉を聞かせ、ひなげしたちを誘惑する。
    「阿片はみんな差し上げ候」と声を揃えて言うひなげしたち。しかし、あと一歩というところでひのきが悪魔を追い払う。

    助けてくれたひのきに対して、「おせっかいの、おせっかいの、せい高ひのき」と怒っている。

    一年で枯れてしまう「ひなげしの願い」と、まだ先が長い「若いひのきの想い」とはすれ違う。

    紫竹 芳之 写真

    紫竹 芳之 尺八・能管・篠笛  

     

    「科白を吹く」…がmotto!
    尺八を福田輝久、能管を一噌幸政の各師に師事。
    華道・桂古流桂流免許皆伝「紫竹之翠」の名を持つ。
    東京都ヘブンアーティスト・音楽部門のライセンスを保持する。
    レパートリーは祭囃子、民謡、演歌からJazz、同様、現代曲までと幅広い

     

    Facebook 紫竹芳之

    五十川真子 写真

    五十川 真子 筝・三味線 

     

    東京藝術大学邦楽科 NHK邦楽技能者育成会卒業。山田流箏曲教授の資格を持つ。
    人々の心に沁みる音楽活動を目指し、古典箏曲(琴)・三味線奏者として、

    また琴弾き語りmacoとして活動。多数のオリジナル琴弾き語り曲・カバー曲を発表。
    山田流箏曲を亀山香能師に師事。NHK邦楽オーディション合格。
    第5回全邦連主催和楽器による作詞作曲コンテスト最優秀賞受賞。
    女性三人の三味線奏者ユニット「三味線なでしこ」・杉浦充との「二人箏」メンバー。

    童謡歌手としても活動。

    facebook 五十川真子  Twitter @soramaco

    スタッフ
    照明/石井 高彦(ICONICS)  
    イラスト/高橋 真登 
    衣裳/榊 登司子 ・ 渡辺 梓 
    撮影/野村 純 

    SpecialThanks
    坂巻 たまみ ・しらいし まさよし・ぷろだくしょんバオバブ・ぷろだくしょんバオバブ附属養成所 BAO
    日本視覚障碍者芸術文化協会・中野区視覚障害者福祉協会

    後援

    宮沢賢治研究会・宮沢賢治学会イーハトーブセンター・公益財団法人日本伝統文化振興財団

    音声解説

    FMラジオを88.5MHzに合わせてお持ちいただくと、どなたでも音声解説をお聞きいただけます。
    開演前と幕間に演目、出演者の紹介、衣裳などの情報をお伝えします。

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    まあ、あたしいつか見たいわ。
    魚の口の形の星だなんてまあどんなに立派でせう。
    それは立派ですよ。僕YouTubeで見ましたがね。

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    へん。誰か何か云ってるぜ。
    赤いお方だろうか。鼠色のお方だろうか。
    一つフォローをお見舞しますかな。