宮澤賢治の童話 2018
宮澤賢治の童話 2018

スターになりたいなりたいと云っているおまえたちが
そのままそっくりスターでな、
おまけにオールスターキャストだということになってある。
宮澤賢治 ー「ひのきとひなげし」ー


語り継ぐ
2018年の本公演は、3人の若手による一人語りです。4年近く賢治童話に携わり、昨年度は8本のステージに出演しました。
宮澤賢治の童話は、歳月が経過しても、全く色あせることなく普遍で自由です。そして常に私たちに何かを訴えかけてきます。読み返すたびに、違った風景が見えてきたりもします。賢治さんが生きていた時代と今とでは目に見えているものは違っているかもしれませんが、今も昔も変わらない何かを…ヒタヒタヒタ…と感じます。それに魅せられた語り手によって語り継がれる賢治作品をごゆっくりお楽しみください。
彩木香里
…今…
何故か心を掴んで離さない宮澤賢治の童話。宮澤賢治の童話の中の登場人物は、いつも懸命に今を生きています。それは、どの時代の人たちにも当てはまるのではないでしょうか。今を生きる。その果てしないエネルギーは消える事はありません。”今”の私たちだからこそ、語ることのできる3作品をお届けします。
美沙
宮澤賢治の童話2018
2018年10月10日(水)
なかの芸能小劇場
どんぐりと山猫
ひのきとひなげし
蜘蛛となめくぢと狸
作:宮澤賢治
演出:彩木香里 / 小川智代
出演: 美沙 / 鈴木太二 / 渡辺萌奈
イラスト:鈴木太二
衣裳:榊登司子
後援:宮沢賢治研究会
企画・制作:ものがたりグループ☆ポランの会