映画「セロ弾きのゴーシュ」を原作と一緒に楽しもう!

朗読・チェロ生演奏と映画上映会

なぜやめたんですか。
ぼくらならどんな意気地ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ。


宮澤賢治 ー「セロ弾きのゴーシュ」ー

直径90センチの輪っかにつけた透明ビニールカーテンの舞台セットが 天井から吊り下げられている。 輪っかの周りに植物の飾り。 セットの中で朗読するこでらまみ。 オフホワイトのふんわりしたミニワンピース。 チェロを演奏する、あしざわけんすけ。 黒いスーツ姿。

ミニシアターで朗読会

コロナ禍で何もできず悶々としていたところ、シネマ・チュプキ・タバタの平塚千穂子さんから高畑勲監督のアニメ「セロ弾きのゴーシュ」の上映に合わせて朗読会を開催してはどうか?とお声がけいただきました。
シネマ・チュプキ・タバタは客席数20席のミニシアターです。
スクリーンの前に立つと、すぐ目の前が客席です。
コロナ禍だったため、感染拡大防止対策として透明ビニールカーテンを使用した舞台セットをつくり、客席を半分にして開催しました。

「朗読・チェロ生演奏と映画上映会」が、翌年の「朗読とバイオリンのライブセッション」へと繋がります。

<あらすじ>
セロ弾きのゴーシュはトマトが色付き始める季節のお話です。 町の音楽団でチェロを弾くゴーシュはあまり上手くないためいつも楽長に怒鳴られています。 それにみんなともうまくコミニュケーションが取れません。 夜、家で必死に練習するゴーシュのところにやってくる三毛猫、カッコウ、子狸、 ねずみの親子と触れ合ううちにチェロも上手くなり、心を開いて行きます。


夏のはじめに「セロ弾きのゴーシュ」

2020年7月29日(水)
シネマ・チュプキ・タバタ


アンコール公演
2020年10月29日(木)
10月30日(金)
10月31日(土)

原作:宮澤賢治

<第一部:朗読とチェロ演奏>
出演:彩木 香里、鈴木 太二、小寺 麻未、石神哲朗、山本将弘
チェロ演奏:芦沢 健介
事前解説:彩木香里

<第二部:映画『セロ弾きのゴーシュ』上映> 
(1982年製作/63分/日本)※日本語字幕・音声ガイドあり

企画:小松原一雄  
監督・脚本:高畑勲
キャラクターデザイン・原画:才田俊次
美術:椋尾篁  
音楽:間宮芳生 
製作:村田耕一 制作:オープロダクション


主催:シネマ・チュプキ・タバタ
制作広告:宮城里佳(シネマ・チュプキ・タバタ) / 小寺麻未