手話を知りたかった」

この一言から始まったプロジェクト
手話を音声ガイドで伝えることは必要か?
目で聴く言葉を、耳で見る世界へ
静寂の言葉を、音で描くの冒険の過程


手話と語りが一体化した舞台を見た時、想像力が膨らんだ。
見えて、感じたことを視覚障害者にも伝えたい。
何を、どう伝えれば良いのか。必要としている情報はどのような情報なのか。
音声ガイドを必要としている視覚障害者と一緒に考えていくことからスタートした。
素材は、2023年に上演した「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション」から宮澤賢治の人気作品「注文の多い料理店」。プロジェクトメンバーの視覚障害者から音声ガイドにするためには「なぜその手話になったのかを、実際に舞台に立った武井さんに教えてもらいたい」とのリクエストがあり「注文の多い料理店」の手話パフォーマンスを担当した武井誠さんにご協力をお願いした。

2人の視覚障害者と、公演に出演した手話パフォーマー、ディスクライバーが2日間のワークショップ・音声ガイド検討会を経てたどり着いた先は・・・。
このプロジェクトには続きがある。
上映会での感想シェア会を経て、11月29日・30日に開催する「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション すきとおったほんとうのたべもの2024」の音声ガイドに反映させることが最終着地点なのだ。

ものがたりグループ☆ポランの会 代表 彩木香里

手話に音声ガイドはる? らない? が必要?

2023年「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション~すきとおったほんとうのたべもの~」の演目「注文の多い料理店」の公演映像の手話パフォーマンスに音声ガイドをつけ、上映後には、「手話に音声ガイドは、いる?いらない?何がいる?」の意見交換(感想シェア会)を開催します。

手話を音声ガイドで伝えるプロジェクト上映会

※上映後に、視覚障害者が中心となってワークショップのテーマとなった「手話に音声ガイドは、いる?いらない?何がいる?」についての意見交換を行います。
上映会のお申し込みは視覚障害者優先感想シェア会に参加できる方のみとさせていただきます。

シネマ・チュプキ・タバタ(東京都北区東田端2-8-4)
JR山手線・京浜東北線 「田端駅」北口から徒歩5分

9月11日(水)18時

※受付開始・開場は17時45分

プログラム

1.ワークショップ・音声ガイド検討会映像 49分
2.2023年「手話と音楽と語りで綾なすライブセッション~すきとおったほんとうのたべもの~」より「注文の多い料理店」の公演映像 25分(音声ガイド・字幕・音声ガイドの字幕付き)
3.感想シェア会 60分

無料

約方法

お申し込みはこちらをクリックしてください。※満席となりました!

※先着20名さまです。お早めにご予約ください。
※お迎えが必要な方は予約時に記入してください。後日 集合場所と時間を連絡いたします。

音声ガイド検討会の様子。左から視覚障害者の、関場りおさん、白井たかあきさん、石井けんすけさん。
音声ガイド検討会の様子。
左から視覚障害者の、関場理生さん、白井崇陽さん、石井健介さん。
チュプキで音声ガイドを収録している写真。音声ガイド台本片手に難し顔のダンさん。こしさん、山田レオさん、サイキさんも原稿をチェックしている。
シネマ・チュプキ・タバタにて音声ガイドを収録。

【お問い合わせ】
電話:070-8365-0905(ポランの会 山田)
メールアドレス:ticket.polan1010@gmail.com

助成 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
   [芸術文化による社会支援助成/東京芸術文化鑑賞サポート助成]

※本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることができる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています。