朗読とバイオリンのライブセッション 2022
ただ一つの僕を求めて
ああ、かぶとむしや、たくさんの羽虫が、毎晩僕に殺される。
そしてそのただ一つの僕がこんどは鷹に殺される。
それがこんなにつらいのだ。
宮澤賢治 ー「よだかの星」ー
これまでと
これから
新たな挑戦のはじまり
ものがたりグループ☆ポランの会が発足して今年で18年目になります。18年という年月の中で、変わらないもの、変わって行くもの、生まれて来るもの、消えて行くもの、色々ありました。
時代に適応していかなければ取り残されてしまう恐怖、情報発信のあり方、スピード‥‥
ここ数年振り回されてばかりです。さらにコロナを経験して価値観にも変化が生じてきました。
時代は変わって行くものだということを「実感」しています。
けれども、宮澤賢治の童話は歳月が経過しても、まったく色あせることなく、普遍で自由です。
今も昔も変わらない人間の心がここにあります。
哀しく、厳しく、優しく、美しい普遍の世界。
『生きる』をテーマに表現し続けているものがたりグループ☆ポランの会と、
目が見えるようになったら、空が見てみたいという白井崇陽氏の想いがたっぷり詰まった
『朗読とバイオリンのライブセッション 〜ただ一つの僕を求めて〜』
アーツカウンシル東京「芸術文化による社会支援助成」活動報告会
第4回「環境整備とクリエイション~バリアフリー鑑賞の推進からその先へ」(後編)
このライブセッションが『手話と音楽と語りで綾なすライブセッション』へと続きました。
朗読とバイオリンのライブセッション
〜ただ一つの僕を求めて〜
2022年2月23日
シネマ・チュプキ・タバタ
春と修羅
冬と銀河ステーション
手簡
永訣の朝
よだかの星
作:宮澤賢治
演出:彩木香里
よだかの星
語り 彩木香里
演奏 白井崇陽オリジナル書き下ろし
心象スケッチ『春と修羅』より
春と修羅 鈴木太二
冬と銀河ステーション 小寺麻未
手簡 彩木香里
永訣の朝 石神哲朗
映像出演:河合祐三子
スタッフ
字幕OP:石神哲朗 / 平塚千穂子(シネマ・チュプキ・タバタ)
MC:鈴木太二 / 植松りか(劇団花鳥風月)
映像:石神哲朗
イラスト:鈴木太二
衣裳:榊登司子
制作広告:宮城里佳 / 小寺麻未
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
協力:特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net) / CINEMA Chupki TABATA / ヘリンボーン / 劇団花鳥風月
企画・制作 ものがたりグループ☆ポランの会
主催:ものがたりグループ☆ポランの会